山口県阿武町が町民である田口翔氏にコロナ関連の給付金4630万円を誤って振り込み、返還を拒んでいる問題で阿武町は田口翔氏に対し約5100万円を求め裁判を起こしました。
しかしこの4630万円は実際には「ネットカジノで使ってしまった」と田口翔氏は供述しています。
これに対し2022年5月18日に田口翔氏は
「お金を使ってしまったことは大変申し訳なく思っている。少しずつでも返していきたい」
このように代理人弁護士から伝えられました。
そこで今回は田口翔氏は本当に返金するのか?
また具体的な返金方法などをご紹介したいと思います。
追記
2022年5月18日夜、田口翔氏を逮捕したというニュースが入りました。
山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円(463世帯分)を誤って1世帯に振り込んだ問題で、同県警萩署は18日、振り込みを受けた無職、田口翔容疑者(24)=同町福田下=を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕した。
引用:Yahoo!ニュース
田口翔は4630万円を本当に返金する?

今や世間の注目を集めているこの4630万円問題ですが2022年5月18日に田口翔氏の代理人弁護士から謝罪と返金の意思がある事が伝えられました。
お金を使ってしまったことは大変申し訳なく思っている。少しずつでも返していきたい
このように述べているそうです。
具体的なお金の動き
・4月8日、4,630万円が振り込まれる。
・4月11日、合計8回の出金
・4月19日までに36回出金された
・4月21日職員が訪問。残金6万8千円。
田口翔氏の言葉を信じるならばこのようなお金の動きになっているようです。
中には一度に400万円もの大金を出金しているケースもあるようです。
しかし4630万円という超大金をどのように返金していくというのでしょうか。
4630万円の具体的な返金方法は?
本人に返金の意思があったとしても返済能力がないと当たり前ですが返金することはできません。
「一般論として額を決め、少しずつ返すしかない」
このように代理人弁護士の方は述べていますが実際に少しずつ返す場合どのくらいの年月がかかるのでしょうか。
そして本当に返しきることはできるのでしょうか。
疑問が残ります。
月5万円の返済
5万円×12ヶ月=60万円
4630万円÷60万円=約77年
月10万円の返済
10万円×12ヶ月=120万円
4630万円÷120万円=約38年
実際には5100万円の損害賠償なのでもっと期間はかかると思われます。
さらには利息なども考えるとさらに年月はかかるでしょう。
これまで阿武町の空き家バンク制度を利用し月2万5千円の家賃で暮らしていた田口翔氏。
さらに前の職場は地元ホームセンターという話が事実であれば年収は400万円前後。
返済能力的には10万円辺りから現実的な金額になってくるでしょうか。
その他の資産なども加味して決まると思われますがしっかりと返金していってほしいと思います。
SNSの声
まとめ
今回は4630万円問題の発言や返金方法などについて紹介しました。
現実的に考えると全額返済するというのは非常に厳しいものがあると思いました。
しかし使ってしまったのだからしっかりと返済してほしいと願うばかりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



